記入の際には抜け漏れがないように

フリーランスをする際には、スケジュール管理が重要になるということがだんだんと知られるようになりました。独立したエンジニアは、スケジュール管理ツールや手帳などを使っているケースが多くなっているものの、スケジュールに入れておくべき内容の選定を誤ってしまっている人も多いので気をつけなければなりません。

フリーランスのエンジニアは、請け負った仕事に関するスケジュールを立てて記入している場合が多いものの、それ以外の業務については疎かにしてしまっていることが多いのです。確かに、請け負った案件に応じてどのような業務計画にするかを考えるのは大切ですが、案件を処理しているだけではフリーランスを続けることはできません。他の業務予定についても、早い段階でスケジュールに記入しておくのが大切です。

他の業務の典型的なものとして挙げられるのが、案件獲得と確定申告です。契約が成立している案件が終わったとき、次の案件の契約が完了していないと空白期間が生まれてしまいます。現行の案件の状況から判断して、いつから案件獲得の準備を始めるべきかを考えてスケジュールに入れておくようにしましょう。また、仕事に追われていると確定申告時期を忘れてしまいがちです。経理業務も必要になるので、準備にどのくらいの期間がかかるかを逆算して、いつから準備を始めたら安心かを考えておきましょう。この2つの準備開始時期を定めておくのは、フリーランスを続けるうえで特に重要になります。